こんにちは、ひろです。
人気が高く以前から行ってみたかった「北軽井沢スウィートグラス」についに行くことができましたので、レポートします。行ってみると他のキャンプ場では見たことがない特長があり、人気が高い理由も分かりましたのでこちらもご紹介します。
- 薪の残りを気にせず焚き火をしたい!
- 薪割りしたい!
- テントやキャンプギアを汚したくない!地面の水分から守りたい!
キャンプ行程
往路
関越道+上信越道で向かいました。軽井沢までは東京からは少し遠いですが、関越道は東名/中央道より渋滞が軽い印象(春~秋)で時間距離は御殿場/山中湖や伊豆の近めのところに行くのと同じくらいの感覚です。肉は軽井沢周辺のエリアにある「片山肉店」で購入しました。(こちらに行くため、高速は少し遠回りになりますが佐久ICで降りて向かいました。)良質なお肉がお手頃な値段で購入できてBBQでもおいしく頂けました。(営業時間は10:00~19:00(日・水曜定休)となっていました。)
その他食材やお菓子、お茶、お酒などのスーパーでの買い出しは片山肉店の近くにある「ツルヤ御代田店」でしました。ツルヤは長野県、群馬県で展開するご当地スーパーですが、こちらも品揃えやオリジナルブランド品が豊富で良かったです。
キャンプ場(1日目)
この日はキャンプ場に着く直前に雨が降り出し、すぐに止む予報だったのですが、到着してしばらくしてもなかなか止まずサイト内にも水たまりができつつありました。取り急ぎタープだけ張って昼食の準備をしていたら徐々に止んできて、昼食を食べつつ本格的な準備に取り掛かることができました。
テントの中の寝具まで一通り準備を終えると夕方になり、夕食は普段と同じくBBQだったのですが、その前にこのキャンプ場最大の特徴(と思う)のコロ薪を薪割りしての薪調達に行ってきました(詳細は後ほどご紹介します)。大量に薪をゲットした後はBBQ⇒焚き火の流れでした。
キャンプ場(2日目)
2日目の朝食は前日に「ツルヤ御代田店」で購入したパンとコーヒーを頂き、撤収作業をして車を第2駐車場に移してから「アサマヒュッテ」というカフェでお茶してくつろいでから出発しました。
復路
帰りもツルヤの御代田店や佐久中央店で買い物をしたり、佐久市の「麺や天鳳」さんでラーメンを食べたりした後にバッティングセンター(メジャースタジアム佐久店)で子どもの野球の練習をしてから帰りました。帰りの高速ではゲリラ豪雨に遭遇し視界も悪くなり少し怖かったですが無事に帰ることができました。
キャンプ場レポート
ここからはキャンプ場のレポートです。
キャンプ場全体
各サイトの地面は土のところと芝のところがあり、通路は砂利と土の混ざった道となっています。しっかり整備されていて、木もたくさん生えていて自然に囲まれており、キャンプらしさを味わえると思います。
我が家のサイト
北軽井沢スウィートグラスでは高規格キャンプ場らしく、テント、キャビン、コテージと様々な宿泊スタイルを選べるようになっているのですが、テントサイトだけでも木立サイト、陽だまりサイト、林間サイト、ソロサイトなど幅広いラインナップから選べるようになっています。
我が家は木立パークサイトという木陰になるエリアが多く、駐車スペースが分かれているサイトでした。広さも十分あり、テントとタープ(シェード)を張っても十分に焚き火スペースが取れました。
地面は普通の土という感じでしたが、水はけはそこまで良さそうではなく、傾きも場所によっては若干ありました。
トイレや炊事場が近く、立地としては良かったと思います。
キャンプ場設備
トイレ
トイレは場内に4か所ありますが、我が家はアサマヒュッテの隣にあるトイレを利用しました。
外側も内側も木がベースになっているおしゃれなトイレになっていて、トイレ自体も新しく掃除もしっかりされていてキレイでした。トイレットペーパーにつけて便器を拭くためのクリーナーも設置されていました。
お風呂、シャワー
お風呂は「薪焚の湯」という貸し切り風呂があります。4つ浴室があるようで我が家も予約しようとしたのですが、既に予約で埋まっていて利用できませんでした。事前予約(WEB/電話)もできるため、特に週末に利用したい場合は事前に予約しておいたほうが良さそうです。薪ボイラーの熱を利用しているようですが、お風呂自体は普通のユニットバスのようです。ただ、貸し切りで男女分かれておらず家族で利用できるところは良い点かと思います。
入浴時間は通常タイムと長湯タイムの2種類から選べるようです。
- 通常タイム 45分(入浴時間約25分):1,320円
- 長湯タイム 1時間15分(入浴時間約55分):2,200円
シャワー棟は2か所あり、7分200円で利用することができます。キャンプ場によってはシャワーを使っている間だけ時間がカウントされるところもありますが、ここのシャワーは使っていない時も時間はカウントされます。管理棟裏にある第一サニタリーには両替機もありますので、小銭を持っていなくても大丈夫です(第二サニタリーにはないためご注意ください)。また、ドライヤーも設置されていますので、シャワー後に髪の毛を乾かすこともできます。コイン洗濯機/乾燥機も設置されていますので、長期滞在時等の洗濯にも利用することができます。
シャワーと洗濯機は11月~4月下旬は凍結防止のため使用不可となるようですので注意が必要です。
炊事場
炊事場は場内に4か所あります。我が家は第三炊事棟が一番近くこちらを利用していましたが、マップを見ると第三炊事棟が一番広いようです。
ちゃんとお湯が出てしつこい汚れも落ちやすいですし、混合栓になっていますのでとても使いやすいです。
また、第三炊事棟の近くには水くみ専用の水道があったり、飲み物を冷やせる涌水地があったりして便利です。ヒーターもあり、冬場は寒さを軽減できそうです。
なお、洗剤や石鹸/ハンドソープは置いてありませんので自分で持って行く必要があります。
ゴミ捨て場
しっかりゴミ捨て場もあり、分別して捨てることができるようになっています。
売店
売店も充実していて、飲み物(ソフトドリンク、アルコール)、調味料、日用品、アイス、氷、オリジナルグッズなどを売っています。
レンタル
レンタルに関してはキャンプに必要なものは一通り借りることができ種類も豊富ですので、忘れ物をした時も安心です。また、自転車、ストライダー、電動バイクなどもレンタルすることができます。
おすすめポイント
薪使い放題
スウィートグラス最大の特長とも言えるかと思いますが、コロ薪と呼ばれる薪がなんと無料で使い放題です!
コロ薪ステーションと呼ばれるところに大量の太めの薪と薪割り機材が置いてあり、好きなだけ薪割りをしてその薪を自サイトに持ち帰って焚き火等に使うことができます。
薪割りという非日常的な体験ができ、しかも薪の残量を気にせずに焚き火をできるのですごく良い仕組みだと思います。薪を自サイトの持ち帰る際は薪を載せられる二輪車があります。
なお、薪がたくさん必要な時は薪割りにはけっこうな力と持久力が必要ですので、薪割りをしたくない、という場合は通常のキャンプ場と同様に適切なサイズにカットされた使いやすい薪を購入することもできます。
すのこを借りることができる
もう1つの他のキャンプ場にはない特長がすのこを借りることができることかと思います。
130cm×90cmのすのこを2枚(冬季は4枚)借りることができ、テントの下に敷いて水除けや汚れ防止に使ったり、ギアを汚さないための荷物置き場に使ったりすることができます。こちらも無料で使えるため便利です。
ただ、かなり重く男性大人でも一人で運ぶのはかなり大変です。サイトの場所によっては持ち運ぶのが辛いかもしれません。コロ薪のところでご紹介しました二輪車で運ぶことでだいぶ楽にはなると思います。
アサマヒュッテでくつろげる
管理棟のそばにはアサマヒュッテというカフェがあり、毎日カフェとランチの営業をしていて、日曜日などの特定の日はモーニングもやっていますので朝食に利用することもできます。メニューもコーヒーやソフトクリームをはじめ、高原野菜や百蜜といったご当地ものを使ったメニューもあり、非常に魅力的です。
席も外にもテラス席のような形でありゆったりとしていますので、くつろぐことができます。
私はチェックアウト後に車を第2駐車場に移動してから最後にゆったりタイムを過ごしました。
注意ポイント
夜は22時までに焚き火も終了
夜のおやすみタイムについては他キャンプ場に比べてかなり厳格に管理されていて、おやすみタイムとなる22時以降は喋らず焚き火だけするのも禁止です。また、そのために21時以降は新たに薪をくべるのも禁止となります。(巡回が回ってくるためチェックもかなり厳しいです。)
そのため、夜の焚き火を楽しみたい人は全体的に行動を早めにする必要があります。
我が家ではコロ薪で薪を大量に作っていたため、22時までに終わらせるために薪を惜しみなく使った結果、普段は見ることができない強力な焚き火を楽しむことはできました。
キャンプ場情報
項目 | 情報 |
---|---|
区画サイト | 〇 |
区画オートサイト | 〇 |
電源サイト | 〇 |
グループ利用 | 〇 |
子どもが楽しめる | 〇 |
お風呂 | △(貸切風呂) |
シャワールーム | 〇 |
炊事場の温水蛇口 | 〇 |
ゴミ捨て場 | 〇 |
灰捨て場 | 〇 |
売店 | 〇 |
薪販売 | 〇(広葉樹:500円/5本、細薪:100円/10本) ※コロ薪は無料 |
まとめ
「北軽井沢スウィートグラス」はキレイで設備が充実していて、しかも薪割りをした薪が使い放題という、特に焚き火をするキャンパーにおススメのキャンプ場です。夜のおやすみタイムでの焚き火はできませんが、それまでの時間や朝の時間にも思う存分薪を使って焚き火をすることができます。
総合おすすめ度 (4)
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