こんにちは、ひろです。
妻の職場にキャンプ先輩と呼ばれるキャンプ玄人の方がいて様々なキャンプ情報を提供してもらえるのですが、その方から過ごし方も含めておススメされた「大洗サンビーチキャンプ場」に行ってきましたのでレポートします。

キャンプ場は海のそばにあり、徒歩5分のところにはスーパー銭湯(温泉)もあります。ただ、海とは直接は繋がっておらず波打ち際に行くにはキャンプ場を出る必要があります。
- いつもとちょっと違ったキャンプを楽しみたい!
- 温泉も満喫したい!
- 海からの日の出を見たい!
キャンプ行程
往路
今回は茨城県のキャンプ場でしたので、久しぶりに常磐道で向かいました。以前にひたちなか海浜公園で行われていたROCK IN JAPAN FESTIVALや幕張メッセで行われていたCOUNT DOWN JAPANフェスに行った際に食べた五浦ハム焼きがおいしすぎて、せっかく近くまで来たんだから食べに行こう!と高萩市にある五浦ハム直売店まで行ってハム焼を食べてからキャンプ場に向かいました。(直接キャンプ場に向かうのと比べて往復で50kmくらいはロスしてますが。。)
今回は夜はBBQはしないため、肉は買わずに飲み物や昼食、朝食の食材をセイミヤ大洗店で買っていきました。セイミヤは茨城県、千葉県にあるご当地スーパーでジョセフィーヌドレッシングがおいしいです。また、隣に薬や日用品を売っているカワチとお土産を買ったり食事したりすることもできる大洗シーサイドステーションもあり便利です。
キャンプ場(1日目)
タープ&テント設営後に焚き火用の薪を購入したら普段はBBQの準備をするのですが、今回はBBQをせずに徒歩5分で行ける潮騒の湯にGO!夕食とお風呂はこちらで済ませました。
その後は自サイトに戻り焚き火をして就寝という流れでした。
キャンプ場(2日目)
2日目の朝食は子どもが久々にホットサンドを食べたい、ということでホットサンドを作って妻が淹れてくれたコーヒーとともに頂いた後は撤収作業。朝方に降った雨がついたタープのポールを子どもが早く外してしまい、テントやグランドシートが濡れて拭くのに時間を要したりしてしまいましたが、ギリギリ撤収も間に合いました。
復路
帰りもセイミヤ大洗店で買い物をした後に、那珂湊のおさかな市場に行って焼きエビを食べたりホタテを購入したりして海産物を満喫しました。その後、昼食には茨城県ご当地グルメ(?)のグルービーというパスタ屋さんに行ってきました。オーブンで焼いたスパゲッティがあり海賊スパゲッティなどおいしく頂きました!

キャンプ場レポート
ここからはキャンプ場のレポートです。
キャンプ場全体
海沿いのキャンプ場ということもあり、砂地のサイトも多くなっています。ただ、車が通る場所はコンクリートになっていますので、砂がついたり進みづらい、といったことはないです。
海が近いのですが、木も多いためサイトによって海の見え方は異なります。海を見たい場合は海に近いサイトを確保したほうが良さそうです。
共用の屋根付き休憩所もあったりします。









我が家のサイト
今回は最初は海に近くて電源もあるAC電源付エリアを取っていたのですが、雨が降る可能性がある予報だったため、直前に屋根キャンエリアに変更しました。初日は予報がハズレて晴天だったのですが、2日目の朝にそこそこの雨が降り、日の出も拝めなかったため、結果的には屋根キャンエリアで良かったかもしれません。屋根キャンエリアですと屋根がついているだけでなく、移動はできないもののテーブル、椅子もついていますので便利です。ただ、サイトと車はすぐそばではあるのですが段差があるため若干遠く感じます。(AC電源付エリアの場合は段差もなくサイト内に停められます。)また、地面は若干傾きがあります。



キャンプ場設備
トイレ
トイレは場内に2か所あり、屋根キャンエリアやAC電源付きエリアからは徒歩30秒~1分くらいの炊事場の隣のトイレが近いです。(もう1か所は管理棟のところにあります。)
ここのトイレで他のキャンプ場にはなく驚いたのが、炊事場横のトイレの入口戸(?)が通気はできて虫が入らないように網戸形式になっていて左部分、右部分に分かれていたのですが、その2つが真ん中でマグネットでくっついて閉まる作りになっていて、利用者は網戸を気にせずに雑に開けてそのまま通り過ぎても自動的に磁石の力でキレイに閉まるようになっていました。
いろいろ持って移動することが多いキャンプ場で戸の開け閉めを気にせずに利用できるのはとても良い仕組みだな、と思いました。
トイレ自体は新しくはないのですがキレイにされていて、においも含めて特に気になるところはありませんでした。




お風呂、シャワー
お風呂はなくシャワーのみなのですが、徒歩5分のところにスーパー銭湯(温泉)「潮騒の湯」があるため、基本的にはキャンプ場のシャワーは使わなくても大丈夫かと思います。
ただ、撤収作業後に汗をかいてさっと浴びたい、といった時は便利かと思います。料金は3分100円です。
また、コイン洗濯機もあり、1回200円で利用することができます。






炊事場
炊事場もトイレと同様に2か所ありますが、管理棟にあるものは1人分だけとなっています。
混合栓ではないですが、お湯も出ますのでしつこい汚れも落ちやすくなっています。
管理棟側のほうにはグリル専用の広めの洗い場があり、もう一方には料理等ができる釜場があります。グリル洗い場と釜場についてはそれぞれ1か所にしかありません。





ゴミ捨て場
ゴミは細かく分別して捨てられるようになっています。燃えるゴミは専用の有料ゴミ袋が必要となり、1枚150円となります。灰捨て場もあります。






売店
売店は大きくはないですが、飲み物(ソフトドリンク、アルコール)、軽食、お菓子、調味料、氷、薪、炭などを売っています。そばにはおもちゃくじ(200円)もあり子どもは喜びそうです。また、ソフトドリンクは外の自動販売機でも購入することができます。






薪販売
管理棟では薪も販売しており、価格は以下の通りとなっています。ここの特徴としましては針葉樹にはなりますが大袋での販売があり、ガンガン薪を投入したい、という方には良さそうです。私も大袋を購入して2時間くらいは使えたと思いますが、やはり広葉樹に比べると燃えつきるのが早く、どんどん足していく印象でした。
- 広葉樹:850円
- 針葉樹:650円
- 針葉樹大袋:1,000円
薪の乾燥度合いはまあまあ良かったと思います。



子どもの遊び場
子ども向けにはプレイパークと呼ばれる遊び場があり、大きくはないですがブランコ等の遊具があり子どもも楽しむことができます。また、管理棟の横にはボール等のおもちゃも置いてあり、持って行って遊ぶこともできます。



無料レンタル
大洗サンビーチキャンプ場では焚火台、防火版、薪割台、台車、薪カゴなどを自由に使うことができます。薪割り体験をしたい場合などに薪割台は良さそうです。また、朝焚き火をしたいけど、チェックアウトの時間もあり持ってきた焚火台は使えない、といった時に焚火台を利用するのも良さそうです。


おすすめポイント
潮騒の湯
なんと言っても大洗サンビーチキャンプ場を利用する際に便利なのは、大型の温泉、レストラン施設がある「潮騒の湯」に近いことだと思います。キャンプ場からは徒歩5分程度でサクッと行くことができますし、レストランには海沿いならではのとれたての魚が並び好きなように調理できたり、メニューとしてもコスパの良い定食や丼、浜焼き、刺身など新鮮な海の幸を存分に味わうことができます。

温泉も露天風呂から海を眺めることができたり(柵があるため、露天風呂に入ったまま海を眺めるのは難しいですが)サウナを楽しむこともできます。湯船も広めなため、人が多くてもそこまで気にせず入浴することができます。
我が家では夕食時に利用し、普段は夕食も準備があったり食べるときも焼いている肉を引っくり返したり、と慌ただしいのですが、ゆっくりとご飯を食べてお風呂に入って、とのんびりと過ごすことができました。
キャンプ先輩はキャンプ場到着後すぐに肉を焼いた後に潮騒の湯に行ってお風呂と食事をした後に、キャンプ場に戻って残った肉をつまんだり焚き火をして過ごすそうです。
キャンプ場利用者は受付で割引券をもらうことができ、時間帯の指定はあるもののおトクに利用することができます。
日の出が見れる
東向きで海が目の前のキャンプ場ですので、晴れていれば朝に日の出を見ることができます。今回は朝に雨が降ってしまい見ることができませんでしたが、晴れていれば最高の朝を迎えることができると思います。

藁(わら)焼きができる
他のキャンプ場にはあまりない特徴として藁焼きができるグッズが売られています。近くで新鮮なカツオを買ってきて藁焼きにして食べるのも普段できない体験にもなりますし良さそうです。

手ぶらサイトを安く利用可能
キャンプ道具がない方や、雨が降りそうでテントなどを濡らしたくない、といった時にテント、タープ、テント内に敷くマット、寝袋(人数分(4つまで))、イス(人数分(4つまで))、ランタン、テーブルが準備されている手ぶらキャンプサイトを利用することができるのですが、こちらを13,800円で利用することができます。
グランピングのように立派な設備ではないものの、ウッドデッキ上のテントで快適ですし、これでかなり設営、撤収の手間がなくなり、それでいて人気キャンプ場の通常区画サイトとそれほど変わらない値段で利用できるのはかなり魅力的だと思います。
2点注意点もあります。
- 11月~2月は電源(コンセント)がありますが、それ以外の時期は電源がありません。
- 車を停められるのが階段下のため、道具(ギア)を持って階段を昇り降りする必要があります。(テント、タープは持ち運ばなくても大丈夫です)
注意ポイント
意外と海は遠い
海のすぐそばにあるキャンプ場ではあるのですが、海に行く際はキャンプ場を出て潮騒の湯に向かっていき、途中で右に曲がって海に行く必要があります。そのため、1~2分程度で気軽に行けるような感じではありません。
一度キャンプ場の外に出る必要もありますので、車通りは少なめなものの海に遊びに行く場合は注意が必要です。
車の音がうるさい
キャンプ場のそばに国道が通っていて、特に海と反対側の屋根キャンエリア等ではすぐ近くになるため、かなり車の音がします。国道のため深夜でも大型トラックが通ることがあり、音が気になる人はかなりきついかと思います。
私は普段はそこまで音を気にしないほうで家では夜に音で起きることはまずないのですが、大洗サンビーチキャンプ場では大型トラックの音で何度か目が覚めました(起床時はあまり気にならず、就寝時もずっと寝られない、ということはなかったですが)。
音が気になる方は耳栓等も持って行ったほうが良いかもしれません。
キャンプ場情報
項目 | 情報 |
---|---|
区画サイト | 〇 |
区画オートサイト | 〇 |
電源サイト | 〇 |
グループ利用 | 〇 |
子どもが楽しめる | 〇 |
お風呂 | × (「潮騒の湯」まで徒歩5分) |
シャワールーム | 〇 |
炊事場の温水蛇口 | 〇 |
ゴミ捨て場 | 〇 |
灰捨て場 | 〇 |
売店 | 〇 |
薪販売 | 〇(広葉樹:850円、針葉樹:650円、針葉樹大袋:1,000円) |
場内マップ

まとめ
「大洗サンビーチキャンプ場」は海のそばで東向きのため日の出を拝むことができ、大型の温泉、レストラン施設「潮騒の湯」も近くキャンプ、温泉、海の幸を満喫することができます。車の音が大きいところには注意が必要ですが、その点を気をつければ楽しめるキャンプ場かと思います。
総合おすすめ度 (4)
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