【siroca】ANDON FAN(アンドン ファン)　レビューブログ
ポータブルコードレス扇風機

こんにちは、ひろです。

キャンプに扇風機があると便利ですよね。

• 暑い時に涼む
• バーベキューや焚き火の煙の向きを変える
• 結露が発生しないようサーキュレーターとして使う

など様々な使い方ができます。

私もキャンプ用の扇風機が欲しくなったのですが、キャンプ用の扇風機はたくさんあり、どれにするか悩んだ結果シロカのANDON FANを購入して使っていますので、実際に使ってみて感じたおすすめポイント、注意ポイント、電池持ち時間などをご紹介します。

製品情報

項目	情報
型番	SF-PC171
本体サイズ(パイプユニット使用時(上向き))	幅29cm × 奥行23.5cm ×高さ29cm(※1)
本体サイズ(パイプユニット使用時(前向き))	幅23cm × 奥行24cm ×高さ33cm(※1)
本体サイズ(クリップユニット使用時)	幅22cm × 奥行20cm ×高さ33cm(※1)
本体サイズ(本体のみ)	幅22cm × 奥行20cm ×高さ22cm(※1)
パイプユニットサイズ(上向き)	幅29cm × 奥行23.5cm ×高さ19cm(※1)
パイプユニットサイズ(前向き)	幅23cm × 奥行24cm ×高さ20.5cm(※1)
クリップユニットサイズ	幅5.5cm × 奥行14.5cm ×高さ18.5cm(※1)
本体＋パイプユニット(コンパクト化)サイズ	幅22cm × 奥行29cm ×高さ22cm(※1)
羽直径	18cm(※1)
本体重量(本体＋パイプ/クリップユニット)	約1.1kg
本体重量(本体)	約0.8kg
パイプ/クリップユニット重量	約0.3kg
風量	6段階切り替え
首振り	あり(左右75°(自動))
電池容量	8,000mAh
電池持ち時間(風量6、首振りあり)	約3時間(※2)
電池持ち時間(風量4、首振りあり)	約8時間(※2)
電池持ち時間(風量4、首振りなし)	約10時間(※2)
電池持ち時間(風量3、首振りあり)	約11時間(※2)
電池持ち時間(風量3、首振りなし)	約14時間(※2)
充電時間	約4.5時間
購入時(2022/7/6)の価格	14,800円(ビックカメラ)

(※1)実際に測定したサイズですが、パイプユニットに若干遊び幅があることと誤差がありますので、おおよそのサイズとなります。
(※2)実際に使用して測定した時間です。

おすすめポイント

風量6段階切り替えで最大風量も十分

キャンプでも使える小型扇風機でも風量切り替えはできるものが多いですが、6段階切り替えできるものはなかなかないと思います。最小の1ではわずかに風を感じるかな、というレベル、最大の6では据え置き型扇風機の強くらいの強さを感じることができ、最大風量も十分です。私が使う場合は4～6で使うことが多いですが、中～強の強さの中でも細かく風量を調整できるため非常に便利です。
羽も直径18cmとやや大きめのものが5枚あるため、静かでも十分な風を感じることができます。

首振りが左右に75°可能

我が家では3人でキャンプをするため、全員に風が当たるようにするために、首振りはなるべく広い範囲でできたほうが快適になります。他の扇風機でも首振り機能がついているものもありますが、この扇風機は左右75°首振りができ、かなり広い範囲をカバーできます。結露防止の換気のためにサーキュレーターとして使う場合も、テント内の広い範囲の空気を循環できるため換気効果アップが期待できます。(首振り範囲が広い分、風が当たった後に首振りして再度風が当たるまでにやや時間がかかる、というデメリットもありますが。。)

コンパクトに収納可能

キャンプでは荷物も多くなるため、各キャンプギアはなるべくコンパクトにしたいところ。このANDON FANは本体部分とパイプ/クリップユニット部分が分離するため、かなりコンパクトにすることができます。私は基本的にはパイプユニットを使うのですが、写真のようにパイプユニットを本体にかければかなりスペースを節約できます。
この時のサイズは幅22cm × 奥行29cm ×高さ22cmになります。(※)実際に測定したサイズですが、おおよそのサイズとなります。

長時間利用可能

ANDON FANは電池容量が8,000mAhと競合製品と比べても高く、コードレスでも長時間使用することができます。実際に測定したところ、最大風量6で首振りありで約3時間、風量4の首振りありで約8時間利用できました。バーベキューで煙の向きを変えるときは最大風量でもバーベキューの間ずっと使えますし、夜中のテント結露を防ぐために室内換気をするために使う時は中くらいの風量で使用すれば大丈夫そうです。(夜6時～朝6時の12時間はどれくらいの風量であればもつかは別途測定予定です。)
また、充電しながらでも利用できますので、電源サイト利用時やポータブル電源があれば電池残量は気にせずに使えます。

持ち運びしやすい

本体には取っ手がついていて本体も軽いため、簡単に持ち運ぶことができます。そのため、家でも部屋でちょっと暑い時に使ったり、洗面所でドライヤーで髪を乾かす時に涼しくするために使ったりと、いろんなところにちょっと持ち運んで使っています。(うちには浴室で洗濯物を乾かす時に使っているコードレス扇風機もあるのですが、こちらは重くて取ってもないため、気軽に持ち運んで使おう、という気にはならず、洗濯物乾燥専門になっています。。)

リモコンを本体にかけられる

離れて操作するリモコンにはカラビナがついているため、本体の取っ手にかけておくことができます。これでいろんなギアを持っていくキャンプの時も、使わない時は本体にかけておけばなくさずに済むことができます。

キャンプに欲しい機能・性能全部入り！

個人的に欲しい機能や性能を全部満たしていたことが私が最終的にANDON FANを選んだ理由でした。ポイントとしては

• 首振りがあり、広めの首振り角度(75°)
• 風量切り替え可能
• 充電しながら利用可能
• コンパクトになる
• 小さすぎず、大きすぎずの適度な大きさ

で、これを全て満たすのはANDON FANだったため、購入しました。

家でも簡単に持ち運んで扇風機、サーキュレーターとして利用可能

元々はキャンプのみで利用するために購入したANDON FANですが、軽くコンパクトで持ち運びもしやすいため、家でも下記の用途で利用しています。

• エアコンが効いたリビングで風を循環させるためのサーキュレーター
• 洗面所でドライヤーで髪を乾かす時に涼しくする扇風機(狭い所でも使える)
• 浴室で洗濯物を除湿乾燥機で乾かす際に、洗濯物に風をあてて早く乾かす用途

電源コードいらずで非常に手軽に使えるため、家でもとても重宝しています。

こんなお悩みを解決

ANDON FANはキャンプ扇風機に関するこんなお悩みを解決してくれます。

お悩み	解決内容
クレイモアのようにかっこいい扇風機が欲しいけど、首振り機能も必要	デザインはおしゃれで色もダークグリーンとサンドベージュでキャンプ場にマッチ。それでいて首振り機能も完備。
キャンプに扇風機を持って行きたいけど大きくて車に詰め込めない	本体とパイプユニットが分離でき、別々にもできるため、車のすき間に入れてスペースをとらずに持って行くことが可能
キャンプ中ずっと扇風機を回していたいけど電池がもたない	電池容量が8,000mAhと大きく長時間利用可能。もし電池だけでは足りない場合でも電源サイトの場合やポータブル電源があれば充電しながらの利用も可能。

注意ポイント

値段が高い

ANDON FANの最大かつほぼ唯一のウィークポイントはこれかと思います。(他の注意ポイントはそこまで気にしなくても大丈夫な気がします。)
私が購入した夏時期は競合とされる扇風機と比べると値段が高く、かなり購入は悩みました。本記事執筆時は(秋だからというのもありますが)発売時からだいぶ値段も下がっていますが、それでもまだ競合扇風機と比べると高めかな、と思います。

• 購入時(2022/7/6)の価格：14,800円(ビックカメラ)
• 執筆時(2022/11/3)の価格：11,283円(楽天)

USBキャップが外しづらい

USBの接続部には防水・防塵性を高めるためのキャップがついているのですが、こちらが爪が短い私はしっかりしめていると外しづらく、普段は少し緩めにつけています。

リモコンがやや効きづらい場合がある

他記事でも書かれていますが、リモコンは他の機器のリモコンと比べるとちょっと効きづらい時があるかな、という印象があります。ただ、本体背面のボタン類で操作は全てできますので、私はキャンプの時はリモコン自体持っていっておらず、それでも特に苦労した覚えはないです。

停止時に首振りする

本体を停止すると、停止後も少し首振りをして本体が真ん中になるように調整するのですが、首振りありの時だけでなく、首振りなしで運転している時も停止後に首振りを少しします。普通の扇風機では起こらないため少し驚くのと、狭い場所で首振りなしで使う場合には注意が必要です。

まとめ

ANDON FANは機能・性能に優れた高機能ポータブルコードレス扇風機です。値段は高いのですが、それを補って余りある機能・性能を持っていますので、キャンプ用扇風機が必要で予算が許すのであればとてもおすすめです！

総合おすすめ度　 (4.5)