【KEYNICE】折りたたみ扇風機 KN-Q8pro レビューブログ
ポータブルコードレス扇風機

こんにちは、ひろです。

今回はアフィリエイトプラットフォーム事業を行う会社からご依頼を頂いてのレビューとなります。
レビューのために商品を1つ頂いておりますが、良い内容も悪い内容も記載する、という条件でのレビューとなっておりますので、普段と同様に良い点も悪い点も書いていきたいと思います。

我が家ではキャンプに毎回コードレス扇風機を持参していて、下記のような様々な用途に利用できて便利です。

涼む

キャンプではエアコンは(基本的には)使えないため、特に夏のキャンプでは扇風機で暑さを軽減することが重要です。また、夏以外でもキャンプではバーベキューや焚き火など火を使うことが多いため、暑くなった時には扇風機が重宝します。

煙の向きを変える

バーベキューや焚き火をしていると風向きによっては煙が自分のほうに来て不快になることがあります。このような時にいちいち場所を移動するのは面倒ですが、扇風機で煙を自分のほうに来ないようにしておけば快適に楽しむことができます。

サーキュレーターとして使う

テントの内側は外部と内部の温度差によって特に夜間に結露が発生しやすいです。これを防ぐためにテント内で風を上に向けてサーキュレーター的に使うことで空気が循環し(特にベンチレーションがある場合)結露を軽減してくれます。またテント内も空気の循環によって快適になります。

このように多用途に使えるため便利なのですが、現在使っている扇風機は収納が少しやりづらく、KN-Q8proはその収納の問題を解決してくれそうでしたので、使ってみることにしました。

扇風機に関するこんなお悩みを解決
  • コンパクトに持ち運びたい
  • 必要な機能が揃っている扇風機をお手頃な価格で手に入れたい
目次

製品情報

本体写真
項目情報
名称19cm卓上&リビング扇風機 充電式 首振り 折り畳み式(KN-Q8Pro)
使用時サイズ(実測)直径約19.6cm×高さ約37.2cm~約102.3cm(垂直に立てて使用時)
収納時サイズ(実測)直径約19.6cm×高さ約10.5cm
重量約1050g(実測不可のため説明書記載値)
羽根直径約15.5cm
風量4段階切り替え
首振りあり(左右60°(自動))
電池容量7,200mAh
電池持ち時間(実測)約3時間20分(風量4首振りあり) ~29時間以上(風量1首振りなし)
充電時間約5~6時間
充電端子USB Type-C
執筆時(2025/5/23)の価格6,780円(Amazon)
製品情報
¥6,780 (2025/05/23 01:43時点 | Amazon調べ)

おすすめポイント

コンパクトで持ち運びや車への積み込みがしやすい

コンパクトに折りたためる

本製品の最大の特長とも言えますが、折りたたむことができて、元々のコンパクトなサイズとも相まって非常に持ち運びがしやすいです。また、余計なでっぱりなどもなく折りたためるため、キャンプで車に積み込む時も無駄なスペースができないためストレスがありません。

我が家にはこのKEYNICE扇風機とは別に折りたたみができる扇風機があるのですが、通常の家庭用扇風機と同じくらいの羽根の大きさのためサイズも大きく重さも2.5kgあるため、キャンプに持って行くことは難しいです。(この扇風機は浴室で洗濯物を乾かす際のサーキュレーターとして活躍しています)
この扇風機と比べるとかなりコンパクトであることが分かりやすいかと思います。また、男性大人の手のひら(たぶん小さめ)がちょうど入るくらいの大きさですので、片手で持ち運ぶこともできます。
簡単に持ち運べるため、キャンプ以外で家でちょっとした時に使うのにも重宝しそうです。

他折りたたみ扇風機との比較①
他折りたたみ扇風機との比較②
手のひらと同サイズ

取ってが付いていて持ちやすい

この扇風機には元々取ってが付いているため、非常に持ち運びしやすくなっています。また、取っての固定部分に若干遊びの部分があり、取ってを出したり閉じたりできるのが秀逸で、持ち運ぶ時はストレスなく持つことができて、使用する時は取ってを閉じることで余計なでっぱりが生じずにスタイリッシュに使用することができます。

取ってを出した時①
取ってを出した時②
取ってを閉じた時①
取ってを閉じた時②

扇風機として必要な機能が揃っている

個人的にキャンプに持って行く扇風機として必要な機能としては

  • 風量切り替えが(できれば細かく)可能
  • 自動首振り
  • 適度な風量で首振り時にキャンプ場到着時~撤収時まで長時間使用可能

がありますが、この扇風機はすべて満たせていると思います。(キャンプ用の場合、自動首振りがない機種がそこそこあるように感じます)

風量4段階

風量は微風~強風まで4段階に切り替え可能です。それぞれの風量で扇風機から1mの地点でどのように感じたかをまとめてみました。(個人の感覚的なものになりますので、あくまでご参考までに)

風量風の強さの感じ方
1(微風)微風でも風はちゃんと感じるが、体に当たった風の流れが変わることはない印象。通常の扇風機の微風よりは強く、弱風よりは弱いくらいの感覚。
2(弱風)十分に風を感じ、体に当たった風の流れが少し変わるような印象。通常の扇風機の弱風より少し強いくらいの感覚。
3(中風)しっかり風を感じ、ずっと風に当たっていると弱風に変えたくなりそう。中風については通常の扇風機の中風と同程度の感覚。
4(強風)風は強いがマイルドな強風という印象(羽根が小さいことも影響してそうです)。通常の扇風機の強風よりは若干弱い感覚。
風量による感じ方の違い

通常の扇風機と比べると、風の強さの範囲は若干狭いようには感じましたが、風量が変わるごとに明らかに風の強さは変わりますので、風量切り替えとしては問題ないかと思いました。

扇風機から1mのところにA4コピー用紙を吊るした際の風量ごとのなびき方も撮影してみました。

風量1(微風)
風量2(弱風)
風量3(中風)
風量4(強風)

風量1(微風)でもそこそこなびいていますが、強くするごとに度合いが徐々に大きくなり、風量4(強風)になるとかなり水平に近づいています。

自動首振り

首振りは左右に60°自動でできますので、テントで寝ている際に家族全員に適度に風が当たるようにしたり、サーキュレーターとして幅広く風を循環させることができます。また、羽根の高さを約65cmの範囲(本体一番上の部分の高さが約37.2cm~約102.3cm)で変えることもできますので、風が当たる範囲や当たり方のコントロールもしやすいです。

左右60°自動首振り

長時間動作

どれくらい長時間使用できるかを実際に測ってみたところ、最大風量(4)首振りありでも約3時間20分使用でき、最小風量(1)首振りなしではなんと29時間以上使用できます(筆者の都合で29時間までしか計測できませんでしたが、その時点で電池残量が2メモリあり、説明書記載の30時間ももちそうでした)。この扇風機は風量1でもそこそこの風量があるため、キャンプでは風量1(微風)首振りありをメインで使う形で良さそうですが、この場合は約12時間5分使用できるため、就寝時やバーベキュー時および暑い時間帯はカバーできそうです。

風量首振り使用時間
1(微風)なし29時間以上
1(微風)あり約12時間5分
2(弱風)あり約7時間50分
4(強風)あり約3時間20分
風量、首振り有無による使用時間(実測)

タイマー機能

個人的にはタイマー機能はなくても特に問題はないのですが、就寝時に一定時間経過したら止めたい時などは1、2、4、8時間のタイマーが設定できますので便利です。

リモコンをなくしづらい

この扇風機にはライト付きのリモコンが付属しているのですが、このリモコンに磁石が内蔵されていて、本体の羽根が付いているところの中央部にも磁石が内蔵されているため、リモコンを使わない時は本体中央部にくっつけておくことができます。
これにより、リモコンを使わない時の収納場所に気をつかう必要がなく、リモコンの紛失を防ぐこともできます。(けっこう磁力もありますが、超強力というわけではありませんので、リモコンをくっつけたまま運ぶ際は気をつけたほうが良いかもしれません。)

リモコン
通常の本体
リモコン装着時の本体

通常運転中は光が出ない

運転中は風量や電池残量をランプの表示位置で知らせてくれるのですが、起動後や設定変更数秒後には電池残量を表示し、風量切り替え時やタイマー設定時は設定内容を表示してくれます。このランプは他機種やLEDランタンの場合、常に電池残量を表示するために点灯していることが多いのですが、この扇風機はなんとしばらく(1分程度)すると消灯してくれて扇風機から発する光はなくなります!キャンプ時は特に夜は機械的な光が気になりますので、ランプが消えるのは雰囲気を楽しむためには良い仕組みかと思います。(夜はどこにあるのか分かりづらくなるため、その点は注意が必要です。)

起動時(風量表示(風量1(微風)))
数秒後(電池残量表示(残量4(75%以上)))
さらに1分程度経過後(消灯)
¥6,780 (2025/05/23 01:43時点 | Amazon調べ)

注意ポイント

動作音が少し気になる

機械音

動作時には送風に伴う風の音の他に、モーターが回る際のものと思われる「ブィーン」もしくは「フォーン」といった音がします。ただ、この音は聞こえるものの羽根や風の音と一体化してそこまで気にはなりません。

異音

扇風機はこれまで使ってきたものもそうでしたが、首振り時には「ギィー」「タッタッタッ」「カッ」といった異音がよく鳴るものだと思います。この扇風機でも異音が鳴り、気になるものもありましたので、音に敏感な方はご注意ください。私が使った際に気になった異音は下記でした。なお、この異音については個体差もありそうですので、下記の音がしなかったり、逆に他の異音がする可能性もあるかと思います。

  • 首振りで左右に動く際に「ジー」といった音が鳴り続ける(左端や右端で止まっている際は音も停止)
    ⇒風量1(微風)の時は少し気になりますが定常音のため違和感は少ないのと、風量2(弱風)以上では音が小さめのため気になりません(風量1にて動画も撮っています。音量レベルが小さいため音量を上げないと聞こえないと思います)。
  • 「ジジジ」といった音がする
    ⇒こちらは風切り音なのか、風量3(中風)以上の時に聞こえますが、風量3以上の時は風やモーター音も大きくなるため、あまり気になりません。
    ※こちらは風量音が大きく「ジジジ」音が分かる形で録音することができませんでした。

また、キャンプ場では他サイトの声や物音、動物や鳥の鳴き声や動く音など様々な音が発生するため、機械音、異音についてはそこまで気にならないかもしれません。

充電する際はACアダプタ等が必要

充電用のUSBケーブルは付属しているのですが、ACアダプタは付属していません。今はUSBケーブルで充電する製品も増えているため、代用できれば問題ないのですが、代用できるものがない場合は別途購入する必要があります。USB Type-A端子で接続するため、パソコン等からの充電もできますが(実際に充電できることは確認しました)、バッテリーが大容量(7,200mAh)であることと、5V/2Aの出力が推奨されていますので、コンセントから充電できるACアダプタがあったほうが良さそうです。私はi.CarryのACアダプタを使っています。

USB Type-A端子
i.CarryのACアダプタ(AC04)

リモコンのボタンが見づらい

リモコンがあると離れて操作できますし、本体にくっつけておくこともできるため便利なのですが、各操作ボタンがどこにあるか分かりづらく操作に時間がかかってしまいます。5種類のボタンがリモコンの周りの黒い部分にあるのですが、明るいところでは見えるものの暗いところではどこにどのボタンがあるのか見えづらくなってしまいます。特にキャンプでは夜など暗い時にリモコンで操作するのは厳しそうに感じます。(電源ボタンがある向きにセンサーがあり、センサーを本体に向ける必要があるのですが(白い部分に△の印あり)、それもリモコンがまるいため分かりづらいです。)

リモコン

【siroca】ANDON FANとの比較

我が家にはキャンプ用扇風機として【siroca】ANDON FANもありますので、比較もしてみました。

スクロールできます

【KEYNICE】KN-Q8pro
【siroca】ANDON FAN
【siroca】ANDON FAN
風量4段階切り替え6段階切り替え
自動首振り左右60°左右75°
電池持ち長い(約8時間)
(風量2首振りあり)
とても長い(約11時間)
(風量3首振りあり)
コンパクトさ凹凸部分なく車積込もスムーズ凸凹部分があり車積込がしづらい
デザインキャンプ場では家電感が気になるキャンプ場にもマッチ
動作音機械音、異音あり静か
価格安め(6,780円)高い(14,800円)
【siroca】ANDON FANとの比較

【siroca】ANDON FANは機能やデザインは全体的に優秀ですが、コンパクトさの部分で凸凹ができるため、車への積み込みがスマートにできないのと値段の高さがネックです。
一方で【KEYNICE】KN-Q8proは機能やデザインは【siroca】ANDON FANに比べるとやや劣り動作音も少し気になるものの、お手頃な価格になっていて何よりもコンパクトに収納できますので、全体的に必要な機能が揃っていてコンパクトさや価格を重視される方は【KEYNICE】KN-Q8proがおススメです。

まとめ

KEYNICEの折りたたみ扇風機 KN-Q8proは非常にコンパクトになり持ち運びが便利でありつつ、自動首振りや長時間動作などキャンプに必要な機能も揃っていて価格もお手頃なバランスの取れた扇風機です。
動作音などの気になる点もありますが、持ち運びの手軽さや車へのスマートな積み込みを重視される方には特におススメの扇風機となります。

総合おすすめ度  (4)

機能
使いやすさ
動作音
デザイン
持ち運びやすさ
値段(コスパ)
高い
安い
¥6,780 (2025/05/23 01:43時点 | Amazon調べ)
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