こんにちは、ひろです。
2023年7月14日にオープンした、静岡県にある「朝霧CampBase そらいろ」にキャンプに行ってきましたので、レポートします。
富士山が好きで河口湖、山中湖、御殿場などの富士山が見れる場所でキャンプをすることも多いのですが「朝霧CampBaseそらいろ」でも富士山が見えて、しかもオープンしたてで新しく地面も芝生、予約もオープン前は比較的楽に取れて行くことになりました。
- 自分のサイトから富士山を見たい!
- 芝生サイトが良い!
- トイレやシャワーがキレイなキャンプ場が良い!
キャンプ行程
往路
元々は中央道で向かう予定だったのですが、事故渋滞がすごそうだったので急遽東名道から向かうルートに変更。肉やお酒などのスーパーでの買い出しはエブリィビッグデー富士宮店でしました。
キャンプ場(1日目)
この日は台風が過ぎた後の日で前日は雨だったのですが、当日は雨はあがり曇る予報でした。しかもどんどん天気が良くなっていく予報だったため、そこまで天気は気にしていませんでした。
しかし、当日は朝からずっと雨が降ったり止んだり。キャンプ場に着くころには止むさ~、と軽く考えていたのですが近づいても嫌らしい霧雨が。。。
結局夜8時頃まで霧雨が降り続き、たまに強くなり本降りに近い降り方になることもありました。
あとで調べて分かったのですが、この「朝霧CampBaseそらいろ」や近くにある「ふもとっぱら」なども雨が降りやすいらしく、キャンプ中ずっと雨が降らないことはあまりないようですので、お気をつけください。(まだ調査中ですが、南風の夏場は特に雨雲が発生しやすいように思います。)
だから朝霧高原(霧⇒雨が発生しやすい)という名前なのか~、と痛感させられました。
なかなか準備が進まなかったものの、テントは弱い霧雨状態の時に立てることができたため、大きな被害はありませんでした。ただ、タープ(シェード)がポリエステル製だったため、タープ下でBBQができず妻が濡れながら焼くことになってしまいました。。。(次回に向けてはポリコットン製の延長タープを買おうか検討中)
ただ、夜には雨はあがり、焚き火は濡れずに快適に行うことができました。
キャンプ場(2日目)
2日目は朝起きると昨日の天気が嘘のように晴れていました!朝は富士山もしっかり見えました!
地面が芝生のため乾くのも早く、テント、タープも一部地面に近い所を除いてほとんど乾きました。
朝は管理棟に販売に来ていたおにぎりを買って、それと妻が作ってくれたフレンチトーストを食べ、その後は他サイト散策や撤収作業を行ってチェックアウトタイムとなりました。
復路
帰りは勝沼のぶどう園で立派なシャインマスカットなどを現地ならではのおトクな価格で購入して帰りました。
キャンプ場レポート
ここからはキャンプ場のレポートです。
キャンプ場全体
キャンプ場はサイト部分は芝生(短い草?)に覆われ、通路はコンクリートや砂利と土の混ざった道、木も適度に生えていて山も近くにあり、自然を味わいながら開放感もある良い雰囲気でした。
晴れていて富士山も見えていればより開放感に浸れるかと思います。
各サイト
サイトは基本的にはクルマの乗り入れができるフリーサイトになっていて、その中のところどころに区画サイトがある、という作りになっています。
フリーサイト
フリーサイトは以下の4種類があります。
- まったりサイト
- どっぷりサイト
- しっぽりサイト
- ゆったりサイト
それぞれ、管理棟からの近さやエリアの広さ、富士山の見えやすさなどの特徴はあるものの、どれもクルマが乗り入れできて芝生になっているフリーサイト、という点は変わらず、エリアごとに名前を変えているようです。
現地での確認はできませんでしたが、富士山が一番見えやすいのはどっぷりサイトのようです。
区画サイト
区画サイトは以下の3種類があり、それぞれ特徴があります。
電源区画サイト(まったりサイト内)
2口コンセントの電源が使えるサイト
ひろびろ区画サイト(あじわい区画、かたらい区画)(しっぽりサイト内)
グループキャンプに使いやすい370㎡の広さがあるサイト
サブスクサイト(ゆったりサイト内)
こちらは公式サイト内にも説明はないですが、場内マップには記載されています。
行った時にはキッチンカーのようなものが入っていて、食べ物の販売やサービスの案内などを行っていました。
サイト名や実際に見た内容からすると、長期契約して利用するサイトで主に業者さん用のように思いますが、「なっぷ」で見ると300㎡のひろびろ区画サイトとして予約もできるようですので、利用用途も変わってきているのかもしれません。
我が家のサイト
我が家は電源区画サイトのE4でした。これまでキャンプしてきた中では中ぐらいの広さかな、という感じでしたが、テントもタープ(シェード)もそれほど大きくないため、そこそこ余裕を持って使えました。
地面は基本的には芝生(短い草)なのですが、ところどころ土が見えているところもあり、完全芝生という感じでもありませんでした。
キャンプ場設備
トイレ、シャワー
トイレとシャワーは1つの建物内にありますが、入口は別になっていて区切られているため、におい等は気にならないです。各エリアごとに設置されており、まだ新しいこともあるのですがとてもキレイでした。
ただ、男性用トイレ(小)の水を流すところがプッシュや自動反応式ではなく、蛇口をまわして流すタイプになっており、なぜ新しいのにここだけこのタイプなのだろう、と気にはなりました。
今回使ったのは管理棟横のトイレ/シャワー棟とゆったりサイトとまったりサイトの間にあるトイレ/シャワー棟ですが、ゆったりサイトとまったりサイトの間にあるほうがトイレやシャワーの数が多く、ドライヤーをかけたりメイクをするスペースも広いため(鏡/コンセントもたくさんあります)、こちらのほうが使いやすいかと思います。
管理棟横のトイレ/シャワー棟
ゆったりサイトとまったりサイトの間にあるトイレ/シャワー棟
炊事場
炊事場は一部を除き基本的にはトイレ/シャワー棟の横にあります。
ちゃんとお湯も出るようになっていますので、しつこい汚れも落ちやすくなっています。
洗剤や石鹸/ハンドソープは置いてありませんので自分で持って行く必要があります。
薪販売
管理棟では薪も販売しており、価格は以下の通りとなっています。
- 広葉樹:900円
- 針葉樹(小):750円
- 針葉樹(大):800円
広葉樹を購入しましたが、比較的薪は乾燥していたように思います。
Wi-Fi
Wi-Fi環境もあり、管理棟から電波が出ているのですが、電波が弱いようであまり遠くまでは届かないようです。
基本的には管理棟周辺での利用の想定となっており、管理棟の方からは我が家が利用した電源区画サイトがギリギリとのことでしたので、電源区画サイト、まったりサイトの一部、どっぷりサイトの一部以外ではWi-Fiの利用は難しいかもしれません。
おすすめポイント
新しくてキレイ
2023年7月にオープンしたキャンプ場のため全ての設備が新しく、また清掃もきちんとされているようで、トイレもシャワーもキレイでした。
富士山が見える
見え方はサイトによって差はあるものの晴れていればサイトからくつろぎながら富士山の眺望を味わうことができます。
芝生のためギアなどが汚れにくい
地面は基本的には芝生(短い草?)が生えており、土などが付きにくいため、キャンプギアをあまり汚さなくて済みストレスが減ります。また、芝生によって地面も柔らかいため寝るときも比較的快適かと思います。
注意ポイント
夏場は雨が降りやすい
今回のキャンプでも初日到着後~夕方まで霧雨(たまに普通の雨)が降っていましたが、天気予報や雨雲レーダーなどを見ると、朝霧高原周辺は夏場の南風の時は雨雲の通り道になりやすく、雨が降りやすいようです。行った日の過去1週間の天気を見てもほとんど毎日1日のどこかで雨が降っており、キャンプ中雨が降らない、ということはほとんどないようです。
そのため、夏場に行く際は雨対策はしていったほうが良さそうです。
管理棟周辺はにおいに注意
今回は管理棟に近い電源サイトを利用したのですが、風が吹くと肥料なのか家畜なのか分かりませんがそんなにおいがふわっと漂ってきて、私と子どもはけっこう気になりました。(妻は気にならなかったようです。)
においに敏感な方は風向きやサイトによっては注意したほうが良いかもしれません。
キャンプ場情報
項目 | 情報 |
---|---|
区画サイト | 〇 |
区画オートサイト | 〇 |
電源サイト | 〇 |
グループ利用 | 〇 |
子どもが楽しめる | △ |
お風呂 | ×(なし) |
シャワールーム | 〇 |
炊事場の温水蛇口 | 〇 |
ゴミ捨て場 | 〇 |
灰捨て場 | 〇 |
売店 | 〇 |
薪販売 | 〇(広葉樹:900円、針葉樹(小):750円、針葉樹(大):800円) |
まとめ
「朝霧CampBase そらいろ」は芝生のサイトから富士山が見えて設備も新しく快適に利用することができます。においや夏場の雨には注意が必要ですが、春や秋に管理棟から遠めのサイトを利用する場合は(フリーサイトのみにはなりますが)快適に利用することができるのではないかと思います。
総合おすすめ度 (4)
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