モビリティパーク キャンプブログ(2023/10/28、5/20、2022/11/19、10/22訪問)
静岡県伊豆の国市

こんにちは、ひろです。

以前から気になっていた、伊豆にあるモビリティパークにキャンプに行ってきましたので、レポートします。

キャンプ場イメージ
目次

キャンプ場レポート

キャンプ場全体

キャンプ場の雰囲気としては自然に囲まれつつも開放感もあって非常に良い雰囲気でした。(公式ホームページで見ていたイメージほどは洗練されておらず、木も多い印象でした。それでも好印象ではありました。)

入口
クラブハウス周辺
クラブハウス近くの池
場内通路から1
場内通路から2
場内通路から3

各サイト

サイトとしては、区画テントサイト、パーティーサイト(グループ向けサイト)、キャンピングカーサイト、ログハウス、トレーラー、ケビン(小屋)、タイニーハウス(コテージ)など、バラエティに富んでおり、選択肢は豊富です。
場内には案内板も随所に設置されていますので、たくさんサイトはありますが、迷うことはあまりないかと思います。
ただ、モビリティパークは山を切り開いて作ったようで、場内はかなり坂が多いためクラブハウスやお風呂への行き帰りなどは注意したほうが良いかもしれません。

テントサイト1
テントサイト2
パーティーサイト
タイニーハウス
タイニーハウス(一部)のドッグラン
ヒュッテ(左手前)とケビン(中央奥)
ログハウス
トレーラーホーム
ヒュッテ
案内板1
案内板2
場内マップ(2回目訪問(ケビン利用)時のもの)

区画テントサイト

テントサイトは2度利用しましたが、2度ともAエリアでした。後ほどご紹介しますが、遊具やお風呂があるイベント広場に近くクラブハウスにも近い所だったため、場所としては良かったと思います。
地面は基本的には芝なのですが、芝がないところもそこそこあります。あと、ほとんどのテントサイトに硬いゴム(?)が網目状になったものが広範囲に敷かれています。芝生の養生用なのか分かりませんが、全面芝生ではないためキャンプスタイルによっては注意が必要です。

伊豆モビリティパーク
我が家のサイト
まわりのサイト1
まわりのサイト2

ケビン(小屋)

小さめな小屋のケビンも2度利用しました。ケビンは3~4人くらい寝れそうな1階と2人くらい寝れそうなロフトの2階建て構造になっています。あまり広くはないため寝るスペースとリビング的なスペースを両方確保するのは3人以上の場合は少し難しそうです。外側にはちょっとしたウッドデッキ的なスペースがあり、キャンプ道具などを置いたりすることができますが、屋根はあまり張り出してはいないため雨の時は注意が必要です。
また、各ケビンごとに屋外の専用スペースもあり、テントサイトと同様の硬いゴム(?)が網目状になったものが敷かれています。BBQや焚き火はこのスペースで行うことができます。
このケビンの最大の特徴は薪ストーブが設置されていることです。焚き火と同様に火を育てたり炎の揺らめきを楽しみながら部屋を暖めることができます。薪ストーブが熱くなったら上部でお湯を沸かしたり(恐らく調理も)できます。ただ、火起こしに時間がかかると煙が小屋の中に充満して小屋の中のグッズが煙臭くなってしまうため注意が必要です。1から火起こしをするのではなく、最初は炭を3、4個着火剤等で燃焼させて、その上に薪を入れていくと炭の熱で火がつきやすく、煙もあまり小屋内に出てこなかったため、比較的良い方法かな、と思います。
また、このケビンは薪ストーブがあるにも関わらずエアコンもあり、薪ストーブが消えて冷えてきた場合でも小屋内を暖めることができます。夏場の暑い日でも快適に過ごすことができます。
なお、小屋の中には照明もありますので小屋の中はランタン等はなくても大丈夫ですが、外でBBQや焚き火をする場合は小屋外の照明だけでは暗いためテント泊で使うようなランタンもあったほうが良いと思います。
小屋の中には2個口のコンセントが1階とロフトそれぞれに1つずつあり、靴を入れたり小物を置いたりする棚や服をかけるハンガーも4つあったりと設備も小屋の割には充実しています。
※寝具や冷蔵庫はないため、こういった部分への対応は必要です。
外にも電源がありますが、こちらは自由に使うことはできませんでしたので、テントサイトのように追加料金(1,100円)を払えば使えると思われます。(10mくらいの屋外用延長コードを使えば小屋内のコンセントから外にも電源を取ることができます。)

ケビン外観
窓と外の照明
屋外スペース
室内(1階)1
室内(1階)2
寝具設置時
窓(室内側)
ロフトに上がる階段
靴置き兼小物置き
メイン照明
ハンガーと1階用照明
1階のコンセント
ロフト
ロフトのコンセント
ロフトとエアコン
薪ストーブ1
薪ストーブ2
薪ストーブ3
薪ストーブ燃焼時
薪ストーブ注意事項
薪ストーブ用煙突
照明&換気コントロールパネル
外の電源

キャンプ場設備

イベント広場

このキャンプ場の特長の1つと言える、かなり広い広場がクラブハウスの近くにあります。池があり遊具もありますので子どもでも楽しめます。遊具はブランコや滑り台に加えて、砂を上下に運搬するクレーン遊具もあって、特にクレーン遊具は普段見ないため、子どもも楽しんでおり、私もこれは楽しそうだな、と思って見ていました。
イベント広場とクラブハウスをつなぐところにも大きな滑り台があり、これも子どもは楽しんでいました。
屋根付き、イス、テーブルありの休憩場所もあり、日差しが強い時の日よけや雨の時にも良さそうです。

イベント広場全景
休憩所
滑り台
小型遊具
複合遊具?
クレーン遊具
ブランコ
クラブハウスとの間の大型滑り台

トイレ

トイレはきちんと管理・整備された公園のトイレといった感じで、壁や床は最新ではないためそれなりに年季は入っていますし、とてもキレイというわけではないのですが、掃除等はされているようでそこまで気になるものではありませんでした。
テントサイトそばの男性用トイレは入った瞬間に少しトイレ臭があったのですが、最初だけでした。女性用トイレは臭いも気にならなかったそうです。
また、クラブハウスのトイレは外のトイレよりもキレイですので、気になる場合はクラブハウスのトイレを利用するのも選択肢としてはあるかもしれません。(行き帰りが坂になると少し大変ですが)
トイレ自体は水洗でウォシュレットもついています。

トイレ外観
手洗い場
女性用トイレ内観
水洗トイレ
男性用トイレ内観
男性用トイレ
クラブハウスのトイレ1
クラブハウスのトイレ2
クラブハウストイレの洗面所

お風呂・シャワー

イベント広場の端のほうに大浴場があり、無料で入ることができます。トイレとは違い新しいためとてもキレイです。浴場内の写真はないですが、洗い場が5か所くらいあり、20人くらいは入れそうな大きな浴槽もあります。行った時は17:00~22:00まで利用することができ、夕食後にもゆっくり行けるため非常に使いやすいです。

洗面所
トイレ入り口
大浴場内トイレ

シャワーはクラブハウス内にありますが、無料で使うことができ、キレイですし24時間利用できますので、深夜や朝に使いたい時などに良いかもしれません。

シャワー
利用料金無料

炊事場

炊事場はトイレと同様に年季は入っていますが、こちらもキレイに管理されていますので、古さはあまり気になりませんでした。お湯も(全てではないですが)出ますので、BBQ等で油ものが多くなるキャンプでも洗いやすいです。ハンドソープや洗剤も設置されていました。

炊事場全景
お湯蛇口とハンドソープ
洗剤(上部)

ランドリー

普段は1泊ですので使っていませんが、洗濯機や乾燥機があるコインランドリーもあります。洗濯機は1回200円、乾燥機は1回300円で使えるようです。連泊で利用する際には重宝しそうです。

洗濯機
乾燥機
乾燥機料金(300円)

売店

クラブハウス内には大きくはないですが売店があり、食料、日用品、キャンプ用品など最低限のものはここで揃えることができそうです。
薪は900円とやや高いため、他で良質で安い薪を買えるようでしたらそのほうが良さそうです。(私が買ったカインズ修善寺店の薪(698円)はやや水分が多めでしたが。。)
逆に炭は、品質の良い岩手のなら木炭が3kg1,400円で販売されており、ネットで買うと同じものが2,000円弱くらいかかるため、ここで買っても良いかもしれません。(我が家では、これとは異なりますが岩手のなら木炭を使っており、煙が出にくく爆ぜにくく香りも良いため愛用しています。)

薪はカインズ修善寺店の薪とその後ケビン利用時に購入したハンディホームセンター熱海店の薪がどちらも水分が多めであまりよくなかったため、3、4回目はモビリティパークで売っていた薪を購入しました。
上記で紹介していたのは針葉樹の薪でしたが、長持ちする広葉樹の薪も900円で売っており広葉樹の薪を購入しました。量としてはやや少なめな気がしますが、1本あたりの持ち時間が長いように感じられ水分も少なかったため、やや高いですが購入しても良いかと思います。

薪(針葉樹)(900円)
薪(広葉樹)(900円)
炭(1,400円)
キャンプ用品
お菓子、食料
日用品
アイス

なんと、薪については「夜間予備コーナー」なるものが外にあり、売店終了後も買うことができます。
場所は管理棟入口の左側のマウンテンバイクが置いてある場所の近くにあります。
購入方法は薪の近くに名前を書くところがありますのでそこに名前を書き、翌日のチェックアウト時に精算となるようです。
これにより、焚き火を楽しんでいたのに予想より早く薪がなくなってしまい、せっかくの夜なのに焚き火を眺めながら過ごせない!という時も安心です。

薪の夜間予備コーナー

その他場内設備

ゴミ捨て場は炊事場ごとに設置されており、分別すれば基本的にキャンプで出るようなゴミは出すことができます。ゴミ捨て場の横に炭・灰捨て場もありますので、BBQ、焚き火で出た灰も持ち帰ったりせず処分できます。
また、所々に炊事ができる設備と思われるものもありますので、ここで料理を作る、という選択肢もあります。
ペットがいる方には所々にあるうんちBOXも利用できます。コテージなどでもペット専用のところがあったり、ドッグラン付きのところもありますので、ペット連れには優しいキャンプ場だな、と思います。

ゴミ/炭・灰捨て場
炊事設備?
ペット用うんちBOX

キャンプ場までの経路

モビリティパークは自宅(東京都豊島区)からは少し遠めのため朝早めに出発しようとするのですが、レンタカー/カーシェアを使っているため、キャンプ道具の積み込みなどもあり、いつも朝7時~7時半頃に自宅を出発しています。首都高は道が狭かったり分岐が分かりづらかったりすることと節約のために東名高速の入口までは下道で行くのですが、東名高速では土日は事故渋滞も起きやすく海老名まではなかなか進みません。
その先は御殿場の手前が渋滞していることがけっこうある印象です。
そのため、海老名から先は御殿場手前が渋滞していれば厚木ICから小田原厚木道路を使っています。ただ、こちらの場合は出口や熱海周辺が混んでいたりしますので、御殿場手前が渋滞していなければ沼津側から回ったほうが良いかもしれません。
朝食はマックの持ち帰り、昼食はスーパーで調達してキャンプ場に着いてから、あとはEXPASA海老名でポテりこと鯵のから揚げを食べるくらいにして時短はしていますが、それでもモビリティパークに着くのは14時~14時半頃になることが多いです。渋滞がひどい時は港北パーキングエリアでトイレ休憩をすることもあります。

食材調達

バーベキューをする際の肉は熱海・伊東側よりも沼津・三島側のほうが良質なものがある印象です。

ひらい精肉店

こちらは沼津側から行ける、伊豆牛を取り扱っている精肉店です。

商品ラインナップはこちら。

行った時は伊豆牛の焼き肉用の肉と焼き鳥用の肉を購入しました。肉が巻かれている伊豆牛モモロール串(1本291円)が食べやすく、脂身も少なく子どもも喜んで食べていました。

セントーサ

こちらも沼津側から行けるのですが、あしたか牛を取り扱っている精肉店です。

お店外観
お店看板
店内の様子
あしたか牛のポスター

あしたか牛の様々な部位の肉を比較的お手頃な価格で購入することができ、他にも地元の豚や鶏肉なども扱っています。

あしたか牛肉1
あしたか牛肉2
豚肉1
豚肉2、鶏肉
冷凍肉

コロッケ、メンチカツなどの揚げ物もあり、少しお腹に入れたい時などにも利用しやすいです。

揚げ物1
揚げ物2

スーパー

スーパーはご当地スーパーとしては沼津側からの場合はフードストアあおきなどがありますが、私は行くルートの都合などでマックスバリュ修善寺店で飲み物、昼食などを購入していました。(隣にカインズ修善寺店があって便利ではあります。)
熱海側からの場合は、スーパーナガヤ 宇佐美桜田店が伊東の手前にありこちらを2度使っていますが、ちょっと肉などのラインナップは豊富ではありません。

キャンプ場周辺での観光や食事

キャンプ場チェックアウト後には周辺で楽しみたいところです。子どもの要望により「小坂みかん狩り園」でみかんを8個くらい食べたり、伊豆・村の駅の「まぐろ道場」で昼食の海鮮丼を食べたりしたことがあります。

まぐろ道場のおっきい魚とちっさい魚丼

おすすめポイント

バランスが良い

以下のポイントを満たしており、様々な要望にこたえてくれるキャンプ場になっています。

  • 地面が痛くない芝生がメインのサイトが多い
  • オートサイト、パーティーサイト、コテージ、ペット用など種類が豊富
  • 子どもの遊び場があり、設営・撤収時も子どもが暇にならない
  • キレイな大浴場があり、トイレは古いが清潔に管理されている
  • 自然が多く、キャンプをしている実感を得られる

料金が休日でも変わらない

料金は元々コストパフォーマンスは良いのですが、土曜宿泊でも料金が変わらないため、土日休みの場合は他のキャンプ場に比べておトクかと思います。

注意ポイント

東京23区からはやや遠い

伊豆半島の中では比較的近いほうではあるのですが、河口湖/山中湖や御殿場などのキャンプ場と比べると少し遠く感じます。我が家は7:00~7:30に出発して14:00~14:30に到着するため(渋滞に巻き込まれるのもありますが。。)、やや早めに出たほうが良いかもしれません。

予約が取りづらくなる?

これまでは電話予約のみで比較的予約が取りやすかったのですが、現在はアプリでの予約も導入されており、手軽に予約できるようにはなったのですが、予約は取りづらくなっているかもしれません。(web予約は行っていないため、その点ではまだ取りやすいと思います。)

キャンプ場情報

サイトの雰囲気
悪い
良い
景色
悪い
良い
トイレの清潔度
汚い
きれい
お風呂の清潔度
汚い
きれい
シャワールームの清潔度
汚い
きれい
東京23区からの距離
遠い
近い
テントサイト料金
高い
安い
チェックアウト時間
早い
遅い
項目情報
区画サイト
区画オートサイト
電源サイト
グループ利用
子どもが楽しめる
お風呂
シャワールーム
炊事場の温水蛇口〇(全てではない)
ゴミ捨て場
灰捨て場
売店
薪販売〇(広葉樹:900円、針葉樹:900円)
キャンプ場情報

まとめ

モビリティパークは東京23区からはやや遠いですが、多くのニーズにこたえられ、自然も豊富で施設も充実しており、キャンプを存分に味わうことができます。既にテントサイト2回、ケビン2回と4回利用していますが、全体的にバランスが良いため、今後もリピートしたいキャンプ場です。

総合おすすめ度  (4.5)

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