【コールマン】クールスパイダーステンレスグリル レビューブログ
焚き火台/BBQコンロ

こんにちは、ひろです。

我が家では2020年末に戸建てに引っ越しをし、ルーフバルコニーができたことと、ちょうどその頃コロナ禍ピークだったこともあり、引っ越し後にルーフバルコニーでBBQをしてみたいな、となり、別件でホームセンターに行った時にBBQコンロを見つけ、半ば衝動買いをするような形で購入したのが今回ご紹介するクールスパイダーステンレスグリルです。

購入した時は何も知識がなく、何個か並んでいたBBQコンロからコールマンなら名前聞いたこともあるし大丈夫でしょ、といったノリで購入しましたが、それから2年くらい経った今でもコールマンの主要なコンロとして売れ続けていますし、いろいろとキャンプの知識がついた今ではこのコンロの何が良くてずっと売れているのかも分かってきましたのでご紹介したいと思います。

目次

製品情報

本体写真
項目情報
名称クールスパイダーステンレスグリル
使用時サイズ幅約51cm × 奥行約52cm × 高さ約40cm/70cm(切り替え可能)
収納時サイズ幅約50cm × 奥行約34cm × 高さ約13cm
焼面サイズ幅約45cm × 奥行約30cm
重量約4.6kg
材質ステンレス、他
購入時(2021/8/13)の価格6,291円(amazon)
製品情報

おすすめポイント

オールステンレスで耐久性が高い

BBQコンロは炭と焼肉の油が混ざったものがこびりついたりして厄介な汚れがつきやすいですが、鉄素材ですと強く洗ったりした際に錆びやすくなってしまいます。ステンレス製であれば錆に強いため過酷な環境でも長期間利用することができます。
また、ステンレスは金属の光沢を活かすことができるため、光沢感があり美しく見えます。

鉄素材(が含まれる)のBBQコンロでは錆びなど気にする必要がありますが、クールスパイダーステンレスグリルは鉄板を除き金属部分は基本的にステンレス素材となっていますので、錆びなど気にせずガンガン使っていくことができます。

炭入れが引き出し式で炭の追加や位置変更が簡単

BBQコンロでは炭入れ箇所が動かないものも多く、炭の追加や位置変更は食材が載った網をどかしてから行う必要があり1人で行うことは難しく面倒です。ですが、クールスパイダーステンレスグリルは炭入れを引き出すことができますので、食材が載った網はそのままで炭の追加や位置変更を簡単に行うことができます。
また、引き出しすぎて外れないようにするためのストッパーもついていますので、引き出しすぎて外れて炭がこぼれ火傷といったこともなく安心して炭の追加、位置変更を行うことができます。
※引き出す際は重心が傾くため、BBQコンロ自体が倒れないように注意する必要はあります。

引き出し式炭入れ
引き出したところ
ストッパー

空気を取り入れやすく燃焼効率が高い

本体外側はメッシュになっており、内部炭入れの下部にも左右それぞれ4か所の穴が開いており、そこから空気を取り入れることができます。下部から空気を取り入れることで煙突と同様の煙突効果によって炭の燃焼効率が上がるため、効果的に炭を燃やし続けてずっと強い火力を得ることができます。

本体外側のメッシュ
内部炭入れ下部の穴

高さを変更でき、立ち/座りどちらのスタイルにも対応

BBQコンロの脚は2段階に長さを変更することができ、コンロの高さを40cm、70cmの2段階に調整することができます。これによって座ってゆっくりBBQをする場合は低め、みんなで集まって立ってワイワイBBQをする時は高めにする、といった使い分けをすることができます。

低めの場合
高めの場合

鉄板が付属しており、鉄板料理も可能

鉄板は別売りになっているコンロもありますが、クールスパイダーステンレスグリルは鉄板も付属しており、網でのBBQ以外に鉄板を使って焼きそばやお好み焼きを作ったり、といったこともできます。別途購入しなくても料理の選択肢を広げることができます。

鉄板

コンパクトに収納可能

収納する際は脚をコンロ内に入れて片づけることができますので、かなりコンパクトにすることができます。
収納するための専用ケースも別売にはなりますが購入できますので、ケースがあれば持ち運びも簡単です。

収納時の本体
専用ケース①
専用ケース②

コスパも良い

オールステンレスで頑丈かつ使いやすいクールスパイダーステンレスグリルですが、値段も手が出しやすい価格帯となっており、コスパも良いと言えると思います。
※コールマン製品全般について思うのですが、どの商品も品質や機能は良い割に値段はお手頃でコスパが高い商品が多いように感じます。

注意ポイント

ロストル(炭置き)がなく、コンロへの熱負担大

BBQコンロではロストル(炭を置く底板や網)が付属しているものも多いですが、クールスパイダーステンレスグリルではロストルは付属していません。その代わり底部分に凹凸がついているため、空気の通りは多少良さそうです。
ただ、我が家ではBBQコンロを使う時はアウトドア用の厚いアルミホイルを内側全面に敷き詰めてコンロを洗わなくてもいいようにしているのですが、真っ赤に燃えている熾火の炭が集まっていると非常に高温になり、厚いアルミホイルでも溶けてコンロにくっついてしまったりします。コンロにくっついてしまうと簡単にはきれいに取れず、場合によってはアルミホイルを敷き詰めない場合よりも片づけに時間がかかってしまうかもしれません。
ロストルがあれば熾火がアルミホイルと接することは基本的にはなくなりアルミホイルがコンロにくっつくこともなくなるため、個人的にはロストルがあるコンロのほうがいいな、と思っています。

大人2人、子ども1人で使うにはやや大きい

我が家では大人2人、子ども1人の3人でBBQをしますが、全員積極的に食べる感じではなく、焼く量は1度に肉3枚とウインナー3本、野菜6個くらいですので、それほど広い網は必要ではないです。
このコンロは3~4人用と紹介されておりスペック的には合っているように見えますが、実際には網の半分くらいしか使わず、ちょっと我が家にはオーバースペックとなっています。

BBQと焚き火の兼用には向いていない

キャンプではBBQに加えて焚き火もして炎を眺めたり、眺めながら語り合ったりすることも醍醐味かと思いますが、コンロによってはBBQも焚き火も1台でまかなえることもあります(焚火台をBBQコンロとしても使う、というパターンのほうが多いかも)。ただ、クールスパイダーステンレスグリルはBBQ用として作られており、これで焚き火もするのはちょっと難しいように思います。そのため、焚き火をする場合は別途焚き火台を用意する必要があり、荷物が増える、片づける(洗う)ものが増える、といったデメリットがあります。

我が家ではこれら3点から、最近ではキャンプでこのコンロを使うことは少なくなっています。(家でBBQする際もサイズが大きいため小さめのコンロを買ってそちらを使っています。)

まとめ

クールスパイダーステンレスグリルはBBQコンロとしては、オールステンレスで耐久性が高く、炭の出し入れも引き出しで簡単にでき、高機能で使いやすいです。ロストルがない、焚き火は難しい、3人ではやや大きい、といった点はありますが、BBQのみの利用でアルミホイルを敷き詰めず4人以上で利用する場合はデメリットがなくなるためおすすめのBBQコンロとなります。

総合おすすめ度  (3.5)

BBQ性能
準備・片づけのしやすさ
デザイン
持ち運びやすさ
値段(コスパ)
高い
安い
焚き火との兼用
少人数利用
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